富士山人blog

富士山人日記
富士山大沢崩れブロックで土石流抑止
国土交通省富士砂防事務所は、30日、富士山大沢崩れ源頭域調査工事の一環で平成19年度から行っている「ブロックスクリーン工」設置現場を報道公開したそうです。写真は、10月31日の静岡新聞に掲載されていたものです。e0011084_10155043.jpg記事によるとコンクリート製のブロックを大量に積んで土石流などを抑止する。来年度までに計約1500ケのブロックを設置する見込みだそうです。又、この工法では、土石流の原因となる降雨をブロックのすき間から速やかに排水できるのが特徴で、ほとんどの工程をヘリコプターで施工するため、危険な大沢崩れの底部に作業員が立ち入らなくても済むなどの利点があるそうです。
最初にこの写真を見た時は、「富士山も由比や蒲原の海岸線のようにブロックが積み重ねられてしまうのか・・・」でした。しかし、昭和57年から始められた大沢崩れの拡大を防ぐ調査で開発された工法です。これしかないのかな・・・とも。
大沢崩れは、潤井川へとつながり富士市の田子浦港にそそいでいます。過去、台風や土石流が発生した際には田子浦港に大沢崩れからの土砂が入り、漁業や船舶の往来に支障を来たしたと聞いております。現在は、富士山の西麓の大沢扇状地にて土砂の下流域への排出を防いでいるのでこの類の被害を聞いたことがありません。しかしながら、その大沢扇状地からは年間トラック数万台分の土砂が運び出されております。これは大沢崩れ崩落の減少を意味しているのではなく、何とか対応策で被害を出さずにいる状況を表しています。大沢扇状地で災害を防ぐための対応がまず取られました。このブロックスクリーン工は大沢崩れの拡大を防ぐ根本的な問題へ取り組む第1歩のように感じます。

参照:静岡新聞、10月31日、「大沢崩れ ブロックで土石流抑止」
参照:国土交通省富士砂防事務所
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by fujiyamanchu | 2008-11-01 10:12
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